吉田大祐(現ニューブリテン・ビーズ コーチ)。
NPBキャリアがなく、30歳代にしてアメリカプロ野球と契約を結んだ最初の日本人プレーヤーである。
吉田さんと僕の付き合いは2010年から。
友人の息子がプロ野球選手を目指していて、そのお世話をしているのが吉田さんであった。
そのご縁でご紹介いただき、今も仲良くしてもらっている。
吉田さんは、兵庫県の有名高校の選手であった。
※もちろん関西人なのでおもしろい人だ。
卒業後は在阪球団の練習生として、プロ球団からのドラフト指名を待った。
しかしケガのためプロ野球の道を断念してしまった。
その後、事業を始めて悠々自適な生活を送っていたが、あるときケガが治っているのではということに気付く。
そして渡米し、紆余曲折の苦労の末、アメリカ独立リーグサザンメリーランド・ブルークラブスとの契約を2009年に勝ち獲るのである。
そのとき33歳。
まさにオールドルーキーであった。
吉田さんの凄いところは、30代にしてまたプロ野球に挑戦しようと、すぐに行動に移すところだ。
一旦落ち着いてしまうとなかなか行動まで行き着かないのが、普通の大人だと思う。
しかし吉田さんは自分の夢に賭けた。
これは、なかなかできるものではない。
実際行動しても、契約なんか手に入れれるものではない。
就労ビザの関係、球団との交渉、日常の生活もそうだ。
現在NPB上がりなら、エージェントをつけて費用を払えば、ある程度まとめてくれるかもしれない。
しかし、当時いきなり渡米して、契約まで自力でしたとなると、生半可な苦労ではなかったはずだ。
吉田さんのSTRスコアは義○4海。
宿命の「義」は、世のため人のために役に立つ人生の流れを持つ。
心(本質)は、人脈と情報が武器のとても優しく、夢とロマンを大切にする人である。
2011年で現役は引退したが、今もアメリカ独立リーグのアトランティックリーグでコーチとしてエージェントとして活躍している。
今も野球に対する愛情と情熱があるのであろうと想像できる。
でも、それだけでアメリカの野球界に残れるほど、アメリカという国は甘くない。
吉田さんは、日本人の魂とアメリカ人のスタイルで、球界に人脈を持ち、彼らに貢献して、今のポジションを勝ち得ている。
なんと我が阪神で活躍し、ニューヨークヤンキースでホームラン王を取ったセシル・フィルダーとも友人である。
去年もアトランティックリーグ・オールスターゲームにコーチとして推薦され出場した。
アメリカにおいてハードな人間関係をもクリアした素晴らしい実績である。
アメリカ人は日本人ほど、お人好しでないと聴く、情けが無いわけでないが、甘えている奴は相手にされない。
そんな世界で認められるのは尊敬に値する。
僕には、ちょっと無理である(汗)
僕は二度ほど、吉田さんを訪ねて渡米しているが、吉田さんのアテンドは○タイプらしく親切にあふれていた。
こちらが気を使うくらいだ(笑)
日本に独立リーグの監督を3人連れてきたときに、僕はアテンドをお手伝いさせてもらった。
そのとき吉田さんが監督3人からとても愛されているのを感じた。
こうやってビジネスの世界でも友情を深めれるって凄いなと正直思った。
僕と吉田さんは親子の関係。
僕が親で、吉田さんがこども。
僕が彼を気になるのは仕方ないが、親だけど学ぶことは満載である。
野球選手として渡米し、現在アメリカの野球に関わり、傍ら日本人選手のサポートをしている吉田さん。
僕はファンとして、球団オーナーをビジョンとして持っている。
この○タイプの二人が近い将来、野球界にメジャーデビューするのを期待してもらいたい。
○タイプは、人とのご縁が強みである。
あなたの強みは何かな?
知りたい方はこちらから。
自分と世界を幸せにしよう。
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