岡田龍生監督、31年間履正社高校の指揮を執る監督。
今や履正社高校は大阪桐蔭と大阪2強と言われる。
教え子には、
2年連続のトリプルスリー山田哲人(ヤクルト)。
2010年パ・リーグ本塁打王T−岡田(オリックス)。
2015年ドラフト2位坂本 誠志郎(阪神)などがいる。
履正社は大阪桐蔭のように、全国から有名選手が集まるわけでもなく、施設が飛び抜けて充実しているわけでもない。
大阪桐蔭…全国から有名選手が集まり寮に住んでいる強豪校。
履正社…関西一円から有名選手が電車通学している強豪校。
履正社高校は平日の練習時間が3時間しかとれない。
練習量は圧倒的に大阪桐蔭に劣る。
しかし強いのはなぜか?
そこに工夫がある。
時間がなければ密度を濃くするしかない。
子供たちにも『何かする場所はつくってやる』
球拾いと声出しだけで練習が終わった……なんてことは絶対にないようにしているようだ。
一時期、岡田監督は一昔前の厳しい指導で履正社高校を甲子園に導いた。
しかしやりすぎて謹慎処分をくらっている。
そして気づいたのだ。
厳しい指導は即効性があるが、そこから先が伸びなくなると。
履正社は練習試合で選手自らがサインを出す。
自分たちで考えることを加えた。
走攻守に頭脳を加えた「4拍子」のバランスのよさが履正社の最大の特長である。
究極は「楽しい!」
ゲームは努力してうまくなろうと思わない。
楽しいからやる。
岡田監督もゲームが出始めのころにテトリスとかやってたそうだ。
楽しくて、四角い枠がみんなテトリスに見えたくらいに。
楽しいともっとやりたくなるし、うまくなりたいとも思う。
究極は『楽しい』ことと語る。
岡田監督のSTR的本質は△3タイプ。
炎のチャレンジャー、ウルトラポジティブ志向である。
今の指導法そのものが△3タイプの好きで得意とするところ。
その昔は、昭和の高校時代に教わった方法で甲子園とうい結果をつくった。
しかしつまづき、本当に自分にあった好きで得意な方法「楽しむ」を見出した時。
岡田監督は過去を越え自分をも見つけたと言える。
成功する手段は数多くあるし、また正解はない。
自分にあった好きで得意な方法が一番確率が高く、まさに正攻法なのだと岡田監督のエピソードから理解することができる。
あなたの好きで得意な正攻法は何かな?
知りたい方はこちらから。
自分と世界を幸せにしよう。
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