ー第32球目ー 履正社はテトリスのように楽しく大阪2強の巻

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△タイプ

岡田龍生監督、31年間履正社高校の指揮を執る監督。

 

 

今や履正社高校は大阪桐蔭と大阪2強と言われる。

 

 

教え子には、

2年連続のトリプルスリー山田哲人(ヤクルト)。

 

 

2010年パ・リーグ本塁打王T−岡田(オリックス)。

 

 

2015年ドラフト2位坂本 誠志郎(阪神)などがいる。

 

 

履正社は大阪桐蔭のように、全国から有名選手が集まるわけでもなく、施設が飛び抜けて充実しているわけでもない。

 

 

大阪桐蔭…全国から有名選手が集まり寮に住んでいる強豪校。

 

履正社…関西一円から有名選手が電車通学している強豪校。

 

 

履正社高校は平日の練習時間が3時間しかとれない。

 

練習量は圧倒的に大阪桐蔭に劣る。

 

しかし強いのはなぜか?

 

 

そこに工夫がある。

 

時間がなければ密度を濃くするしかない。

 

子供たちにも『何かする場所はつくってやる』

 

球拾いと声出しだけで練習が終わった……なんてことは絶対にないようにしているようだ。

 

 

一時期、岡田監督は一昔前の厳しい指導で履正社高校を甲子園に導いた。

 

しかしやりすぎて謹慎処分をくらっている。

 

 

そして気づいたのだ。

 

厳しい指導は即効性があるが、そこから先が伸びなくなると。

 

履正社は練習試合で選手自らがサインを出す。

 

自分たちで考えることを加えた。

 

 

走攻守に頭脳を加えた「4拍子」のバランスのよさが履正社の最大の特長である。

 

 

究極は「楽しい!」

 

ゲームは努力してうまくなろうと思わない。

 

楽しいからやる。

 

岡田監督もゲームが出始めのころにテトリスとかやってたそうだ。

 

楽しくて、四角い枠がみんなテトリスに見えたくらいに。

 

楽しいともっとやりたくなるし、うまくなりたいとも思う。

 

究極は『楽しい』ことと語る。

 

 

 

岡田監督のSTR的本質は△3タイプ。

 

炎のチャレンジャー、ウルトラポジティブ志向である。

 

 

今の指導法そのものが△3タイプの好きで得意とするところ。

 

 

その昔は、昭和の高校時代に教わった方法で甲子園とうい結果をつくった。

 

しかしつまづき、本当に自分にあった好きで得意な方法「楽しむ」を見出した時。

 

岡田監督は過去を越え自分をも見つけたと言える。

 

 

成功する手段は数多くあるし、また正解はない。

 

 

自分にあった好きで得意な方法が一番確率が高く、まさに正攻法なのだと岡田監督のエピソードから理解することができる。

 

 

あなたの好きで得意な正攻法は何かな?

 

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