ー第47球目ー プロ野球選手になる極意の巻

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僕はおかげさまでプロ野球選手と話をする機会がある。

 

野球オタクとしてのうんちくより、プロならではの技術論やらを素人ながら教えてもらうのが好きだ。

 

この人達は確かに凄い!

 

フィジカルもスキルもメンタルも凄い!

 

 

でも共通して、他の人達より飛び抜けているのは、野球がとても『好き』だということだ。

 

 

プロの世界、野球が楽しいと思えることは、どうも少ないらしい。

 

プロ野球選手の喫煙率は高いように思える。

 

なぜなら、ものすごいストレスをかかえているからかなと想像する。

 

 

悩みや愚痴を聴くこともある。

 

とても深刻だったりする。

 

 

高校時代のことを聴くこともある。

 

絶対にもどりたくないという選手が多い。

 

メチャクチャなシゴキ。

 

先輩のいじめ。

 

 

でも野球を続けて、ドラフトで指名されてプロに入いっている。

 

そして、またストレスをかかえている。

 

 

話をずっと聴いていると、最後に行き着くところがある。

 

それは「でも、やっぱり野球が好きなんですよね…。」

 

 

僕ら野球ファンや草野球の人には想像できない世界。

 

とても過酷な環境の毎日。

 

明日はないかもしれない不安定な職業。

 

ファンからの過度な期待と誹謗中傷。

 

 

花形な職業、プロ野球選手はどうもかなりたいへんのようだ。

 

しかし、そんな耐えられないストレスをも吹き飛ばせるのも野球が『好き』だからだ。

 

 

彼らくらい天才的に野球が上手な人は他にもいただろう。

 

でも、同じくらいの上手さならプロになった人となれなかった人の差は、野球が『好き』の大きさにあるのだと思う。

 

 

STR的に言うと、大きくわけて3タイプの好きがある。

 

○タイプ…仲間と自分を高めあい、喜びをわかちあい、応援してくれるのが好き。

□タイプ…切磋琢磨し、勝負でき、実力で成果を手に入れることが好き。

△タイプ…輝く自分が存在し、脚光を浴び、華々しい未来が想像できることが好き。

 

 

プロ野球にしても、どんな仕事にしても、一流になるのに絶対必要なこと。

 

それは才能+それを磨き、苦労もはねのける『好き』という感情が誰よりも強くあるということである。

 

 

「好きこそものの上手なれ」

 

僕は仕事がら、職業やビジネスの相談を受けることが多い。

 

そのときに必ず「それは好きなことなんですか?」「儲からなくてもやりたいことなんですか?」と訊く。

 

そうでなければ、少々うまくいってもすぐにダメになるは目に見えているから「うまくいかないでしょうね。」と答えるようにしている。

 

多くの人がプロフェッショナルとして必死になって仕事している中、やはり『好き』でないと勝ち残れない、勝ち続けていくことはできない。

 

それがあっての、知恵と工夫と努力である。

 

 

「儲かりそうだからやろうかな〜。」

 

「楽そうだからやろうかな〜。」

 

 

「プロをなめるな!」だ。

 

 

『好き』でやっている人の知恵と工夫と努力には、「好き」でもない人は絶対に勝てない!

 

 

あなたの『好き』は、どんな好きかな?

 

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