ー第57球目ー 我慢より譲れないものの巻

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今日から香港。

 

僕と土地的エネルギーの相性が良いこの場所で、はらわたが煮えくり返ることが起こった。

 

結果として、友人と思っていた人と縁を切らせてもらった。

 

今日は移動日と夜から仲間との会食のみのスケジュールだったので、街をぶらぶらしていた。

 

小豆牛乳プリンを食べて、Facebookにいつものゆるい投稿をしようとしたら、ある投稿が目に入ってきた。

 

この縁を切った元友人の阪神ネタ。

 

彼と彼の知り合いとのやりとりで僕の友人の選手のについて茶化していた。

 

いや僕にはバカにしているという書き込みが目に止まった。

 

僕はすかさずコメントした「僕の友人なのでご容赦願います。」

 

すると「ここは阪神コミュニティみたいなものなので、ご容赦願います。」と返信コメントがあった。

 

僕は煮えくり返った。

 

阪神ファンが阪神の選手に愛すればこそ、ヤジをとばしたりボロクソ言うのは仕方ない。

 

プロ野球の選手とは、そういう商売だから。

 

しかし「僕の友人」と伝えたにも関わらず、彼は気にもとめなかったのだ。

 

その後も、他のチームのファンと言う人と一緒になって、僕の友人の選手をバカにしていた。

 

マジで僕は東京に行って、彼を締め上げようと思った。

 

阪神の選手かもしれないが、僕の友人である。

 

友人や家族を攻撃するやつは、絶対に許せない。

 

辞めてくれと頼んでも攻撃を辞めないやつは、もう駆逐するしかない。

 

まあ恥ずかしいのだが、52歳にもなっても瞬間湯沸かし器は、あまり治らない。

 

いろんな制裁をしてやろうと、あれこれ頭が普段以上にフル回転した。

 

が、しかし、いつも僕が研修で受講生の方々にお伝えしていることを思い出したら怒りが消えた。

 

 

人それぞれの価値観は違う。

 

理解なんてできなくて当たり前。

 

必要なのは承認。

 

もし自分の正義に合わない価値観の人、

 

自分にとって害のある人と無理につきあわなくてもいい。

 

すべての人と仲良くすることだけがコミュニケーションではない。

 

別れることもときには必要。

 

 

「ああ、この人と価値観が違うんだな。」

 

「この人の価値観は嫌いだな。」

 

結論として、Facebookの友達を解除。

 

縁を切ることにした。

 

 

これで彼の投稿が僕の目に止まることがない。

 

阪神ファンとしてミスした選手をファンの癖にボロクソ書いても、もう僕の怒りを買うことはない。

 

事が大げさにならずによかった。

 

 

これも香港の地の持つエネルギーのおかげだろうか。

 

怒りが消えたら、自分の小ささにちょっとだけ反省した。

 

 

△タイプのイチローは、□タイプの土井正三監督と。

 

□タイプの新庄剛志は、○タイプの藤田平監督と。

 

価値観の合わない組み合わせで、ゆずらないタイプ同士、イチローも新庄も引退しそうになったことがあった。

 

誰でも価値観は違うので、一見わがままで我慢の足りないダメなやつというレッテルを貼られがちだ。

 

耐えて我慢するということは人間成長の上で大事だが、譲れないことの方がもっと大切だ。

 

我慢という耳障りの良い言葉に逃げてはいけない。

 

イチローと新庄剛志はプロとして譲らず、自分を貫きとおし、メジャーでも活躍した。

 

 

譲ってはいけないことは、我慢しなくてもいいと僕は思う。

 

 

もう52歳、価値観は違っててもいいが、価値観の嫌いな人とつきあうような時間はもったいない。

 

明日からの香港も脳を緑に全力で!

 

あなたの価値観、好き嫌いは何かな?

 

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