ー第81球目ー 欲しいモノに貪欲すぎる!の巻

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□タイプ

香港2日目、朝8時から夜は19時までの研修を受講した。

 

ずっと学びたかった本場の陰陽五行説だったので、あっと言う間の楽しい時間である。

 

そして、本題の他にもうひとつおもしろい学びがあった。

 

 

僕は○タイプだが、他の受講生4名がすべて□タイプだった。

 

 

セ・リーグの監督会議に例えるとこうだ。

 

ラミレス(○タイプ)一人に、金本知憲、高橋由伸、緒方孝市、森繁和(すべて□タイプ)、そして真中満(△タイプ)が欠席という感じ。

 

 

ラミレスな僕は陰陽五行説の背景であったり、基本になるコンセプト、もっと詳細な情報、そして奥の深い気づきが欲しくて参加した。

 

しかし他の受講者のみなさんは、僕とはまったく違うものを欲した。

 

 

たぶん香港人の先生は○タイプだと思う。

 

僕好みで研修は進んだが、□タイプのみなさんは、具体的に使える方法、体得できるスキルを貪欲に欲し、ついに先生にリクエストしだした。

 

 

僕は□タイプのみなさんの、「らしい態度」におもしろくて仕方がなかった。

 

先生もさすがなもので、受講生のみなさんのリクエストに臨機応変に答えていた。

 

 

もし僕がSTRを知らなかったら、どうして他の受講生が僕と違う目的なんだろうと違和感を感じていただろう。

 

しかしタイプが全員□とわかったから、「みんな素直でいいな!」と微笑ましく感じることができた。

 

 

やはり香港まで勉強しにくる人達は貪欲である。

 

 

あなたも真剣な場所にいればこそ、違和感から紛糾したり、もしかするとケンカになることがあるかもしれない。

 

でも、自分と価値観が違うとわかり、相手を理解できなくても承認できれば、とてもステキな関係でいられるだろう。

 

 

きっとセ・リーグの監督会議ではラミレス監督と真中監督はマイノリティな扱いなのだろうと思う。

 

 

香港で陰陽五行説の研修に参加して、セ・リーグ監督会議に思いを寄せる、やはり野球バカな僕であった。

 

 

あなたの周りにはどんなタイプの人が多いかな?

 

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