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ー第５７８球目ー
ジャーナリスト安田純平さんの言動について、メディアや一般市民の間にいろいろな意見が飛び交っている。
その中で、「自業自得」というフレーズを良く耳にする。
自業自得とは、仏教用語。
「業」とは、古代インド用語の「カルマ」。
日本語になおすと「行い」となる。
「みずから行なった善悪の行為によって，本人自身がその報いを受けること。よい行為によってよい結果がその本人に生じ，悪い行為によって悪い結果がその本人に生じること。」とある。
人は行動を起こせば、そこに現象が生じ、必ず陰と陽が生まれる。
「良き成果」と「悪しき成果」これは共に生じて当たり前である。
最近の日本人は、動いて「良き成果」を出せば称賛されるが、「悪しき成果」を出せば、みんなで叩くという弱い者いじめが横行する。
実に情けないことがまかり通っている。
いつ頃から、こんなに卑怯な人々になってしまったのだろうか？
「悪しき成果」は反省すればよい。
次の「良き成果」に繋げればよいのである。
安田さんの行った行動は反省すべき点も多い。
しかし中東の現状を世界に知らしめるべきなど、ジャーナリストにしかできない行為も多いのだ。
「自己責任」だし、「自業自得」なのであるが、僕たちは「自業自得」を生み出しているのだろうか？
何も知らず、何も行動しないのは、命の使い方としてもったいない。
人の「自業自得」から学べることは多いと思う。
阪神タイガースへの今日の直言。
「金本前監督の自業自得は、良きも悪くも両方あった。素晴らしい自業自得である。矢野監督にも自業自得を期待したい。球団やファンももちろん心得ておきたいことである。」
動けば叩かれる。
決断は簡単ではない。
でも決断しなければ、何も始まらない。
「社長」や「リーダー」は、それが怖いのなら、やらない方がいい。
でも、それをやれる人、やりたい人がいるなら、人々にとってこんなに幸せなことはない。
あなたはどんなタイプのリーダーなのだろうか？
あなたの自業自得を先に知っておくのも悪くはない。
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