ー第358球目ー 愛情のかけ方を間違えるとこうなる!の巻

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阪神が勝てたゲームを落とした。

 

今日は阪神ファンの僕が評論家の真似事で結果論を敢えて語る。

 

 

藤浪晋太郎は5回降板で良かった。

 

 

なんとかヨイヨイだが、巨人が攻めきれずになんとか持った。

 

 

昨日同様、金本知憲監督に温情が出た。

 

「もう1イニング行ってこい!」である。

 

 

理由はいろいろ考えられるが、□タイプの金本監督にとっての最高の温情というか愛情である。

 

 

先日のメッセンジャーはそれに応えた。

 

メッセンジャーは□タイプである。

 

ベンチでメッセンジャーを迎え握手する金本監督は美しかった。

 

 

しかし藤浪は○タイプ。

 

ここは、「行ってこい!」または「行くか?」ではなく、降ろしてやるのが愛情であった。

 

 

正直、降りたかったはずである。

 

でも「行って来い!」「行くか?」と言われれば、「行きます!」としか言えない。

 

 

解説の桑田真澄(○タイプ)も、今日の藤浪は5回までで良かったと言っていた。

 

岡田彰布前監督(○タイプ)も投手の使い方について、気分良く、自信をつけさせるべきと語っている。

 

そういう意味でも、5回でスカッと気持ちよく降ろしてやるのが良かったのだ。

 

 

金本監督は去年の小野泰己に対しても厳しいチームと当てて、力をつけさせようとしていた。

 

 

岡田前監督(○タイプ)と金本監督(□タイプ)のモチベーションの違いが、起用の差となっているのだ。

 

間違いとは思わないが、このままだと藤浪、中谷同様、阪神の○タイプの選手は潰れる可能性はますます高まるだろう。

 

□タイプの川藤幸三OB会長達からすれば、ひ弱とも取れるかもしれないが時代が違う。

 

 

□タイプに限らず、各タイプの指導者が自分のモチベーションだけで指導していると、育てるどころか潰ししてしまうことにもなるのだ。

 

 

そのためには指導者の経験と側近たるもののフォローが必要である。

 

阪神で言えば、香田投手コーチ(○タイプ)。

 

 

監督の意見を尊重するのは大切だが、そこは気をつけて意見してほしいと思う。

 

金本監督は人の話は聴く方だと思うが、まわりが気を使ってモノを言わなければ終わりだ。

 

 

矢野燿大(○タイプ)が二軍監督になってしまった現在、高代延博一軍作戦総合コーチ(○タイプ)と香田投手コーチ(○タイプ)の役割はかなり重要である。

 

 

いかがであろうか?

 

指導者と経営者は、自分に忠実でいいのだが、愛情のかけ方を間違えるととんでもないことになるということも知っておくべきだ。

 

それを思い知らされた今日のゲームであった。

 

 

巨人にとっては、とても良い開幕2戦となった。

 

阪神も良き糧として欲しい。

 

 

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