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ー第８５７球目ー
阪神タイガースが、前よりも打撃が良くなった。
その反動として、守備が悪くなった。
オフェンス強化のためにヤンハービス・ソラーテを獲得した。
そして守備位置をソラーテに合わせたため、他の選手の守備を動かした。
これがディフェンスが悪くなった原因である。
もともと今年の阪神タイガースの守備は良くなかった。
それに輪をかけて悪くなってしまったのだから大問題である。
コンバートが悪いわけではないのだが、結果としてこうなってしまった。
どうすれば良いのか？
もう打つなら打つチームとしてとことんやるしかない。
それから守備や投手力のディフェンスを高めるのである。
もしくはディフェンスをとことんやって、最小点で勝つ方法を取るかだ。
一番やってはいけないことは、バランスを取ろうとして、どちらも中途半端になること。
どちらかを手に入れてから、次が正解である。
均衡とかバランスとか言う言葉に騙されてはいけない。
真のバランスとは、回す事によって生まれる。
攻を極めての守。
守を極めての攻である。
野球も攻撃と守備は一度にできないのと同じである。
著しく偏るとうまく行かないのではと思うのは、回せてないだけなのである。
むしろ一旦偏ろう！
阪神タイガースへの今日の直言。
「いったん、どちらかをとことんやろう。それを攻守交代させ、回せばよい。」
1962年と1962年に優勝した阪神タイガースは鉄壁の投手陣と守りのチーム。
1985年に日本一になった阪神タイガースは猛打のチームであった。
守は攻を育て。
攻は守を育てる。
あなたも超一流になりたければ、偏りを恐れず良いところをまず伸ばそう。
あなたを伸ばすための素質を知れば、案外簡単である。
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