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ー第５1４球目ー
根尾昂が５打数５安打のサイクルヒット達成。
３日に開幕した「第12回 BFA U18アジア選手権」香港代表とのゲームでの成績である。
まあ、それも凄いことなのだが、それはそれでいい。
根尾昂の凄いところは、ホントに「ええとこの子」だったことだ。
根尾は中学のときの成績はオール５。
中学のとき全国中学スキー大会のスラロームで優勝。
両親が医師など「ええとこの子」ネタがたくさんあるが、僕がホントに「ええとこの子」と感じたのは、ゲーム終了後の香港代表チームとの挨拶のときである。
格下相手の香港代表相手26対０と圧勝。
殆どの選手はゲーム終了後は気が緩み笑みにあふれていた。
しかし根尾だけは、緩めることなく、一人ひとりと握手するときも、しっかりと相手の目をみて、一礼していた。
ボロ負けでも、最後までしっかり戦ってくれた対戦相手に対して、最大の礼を尽くしたのだ。
実に見事である。
僕がこの立場にあったとき、これができたであろうか？
大阪桐蔭高校監督の西谷浩一監督は、選手への態度についても指導をしっかりしているのだろう。
しかし、それ以上に小さいときから、ご家庭の躾がしっかりしていて、根尾自信も自覚があるのだろうとしか思えない立派な態度であったのだ。
帝王学を叩き込まれている。
まさに人の上に立つ器を持った若者だと感じた。
そもそも帝王学とは、人の上に立つ立場、人を率いる立場、人の命を預かる立場の者が学ぶ価値観教育である。
「仁、礼、信、義、智」
この五常が求められる。
根尾は、まだ少年であるが、立派に帝王学を身につけつつある。
53のおっさんが、18歳の若者に教えてもらった。
日本もまだまだ捨てたものではない。
根尾昂のSTRスコアは以下のとおり。
夢◯３灯◯２◯２P45。
創造的な人生の流れを持ち、激しく目立つことなく人々を率いる本性を持った穏やかだが、とことん努力するエネルギーの高い人間である。
今日の金本監督への直言。
「福留孝介（○３タイプ）をキャプテンに据えたのはさすがの眼力。しかしこれまた【雨】タイプ。お友達ベンチになっているのだ。ベンチが緩すぎる！ベンチ組織図を専門家に診てもらうことをお勧めする。」
あなたは帝王学を知っているだろうか？
仕事およびプライベートにおいて、庶民である我々も身につけておく価値観の学びである。
帝王学を学ぶには、まずは自得（自分を知ること）から。
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