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ー第４７３球目ー
今夜のサンテレビの解説は掛布雅之SEA。
掛布の解説によると、阪神タイガース北條史也は制約の中で成長する打者とのことであった。
もともと高校時代は強打の内野手。
甲子園でもホームランをかっ飛ばし、藤浪晋太郎とともに鳴り物入りで阪神に入団した。
ホームランが打てるが故に、打ってしまうとフォームを崩してしまうらしい。
２番だと、右に打ったり、バントしたりと制約が多い。
すると、その方が崩れないらしいのだ。
北条のSTRスコアは、夢○３陽○２○４。
本質はリーダータイプだが、イケイケというよりはチームに貢献することにモチベートされ、また自己犠牲という理性が働くタイプである。
技術的にホームランの後、大振りになり崩れてしまうなら、素質を活かして活躍できる場所に置いてやるのがよい。
これを金本監督が見抜いたのであれば、大した眼力である。
同じようなタイプで成功している打者に、福岡ソフトバンクホークスの今宮健太がいる。
同じく高校時代は強打の内野手として活躍し、入団した。
しかし現在は堅守で犠打の記録をつくる、いぶし銀として大活躍している２億円プレーヤーである。
今宮のSTRスコアは、交◯４陽◯２◯２。
これもオール○タイプの北條と同じ傾向の素質を持つ。
もともとは長距離砲でも素質からくる適正を見抜き、適材適所にて活躍をさせる。
見えないからこそ、素質を知ることができれば、人財育成の大きな武器となるのである。
今日の金本監督への直言。
「選手を見る目は確かである。カタチよりその素質を見抜ける自分の眼力を信じよ！」
古来の中国を始めとする東洋や日本でも、帝王学では、素質を見抜いた上で抜擢、採用、人財配置をしてきたのである。
あなたが人財育成をする立場であるなら、素質からの適性を重要視することをオススメする。
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