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ー第４６３球目ー
アメリカ３日目。
ニューヨーク市クイーンズ区にあるニューヨーク・メッツの本拠地シティ・フィールドを訪れた。
アテンドいただいている好朋友の吉田大祐さんとその友人のオクタビオ・マルティネスのご配慮でゲーム前のBP（バッティングプラクティス）の見学をさせてもらった。
吉田さんは独立リーグチームのベースコーチ、オクタビオはワシントン・ナショナルズのブルペンキャッチャー。
二人の野球業界人のおかげで、メジャーリーガーのパフォーマンスのスゴさと同時に、なぜこの人達がスーパースターと呼ばれるのかについて、感じることができた。
まず実力はもちろんすごいの一言である。
と同時に、魅力が半端ないのだ！
練習の合間でも、友人やそのゲスト（僕達のような立場の人）に気軽に声をかけ、サインも写真撮影も笑顔で応えてくれる。
実力からの余裕なのであろうが、その人柄や魅力が彼らにチャンスを呼び込み、それをモノにして、この立場にいるのであろうとも思えた。
人はその時が同じ力なら、魅力的な人を選ぶ。
そのシティ・フィールドに立っている選手以外のスタッフも実に魅力的であった。
今は現役を引退したり、プレーヤーとしてではなく、サポート側に周っている人達もそうだ。
面識のない人達にもホスト感が半端ないのだ。
台湾人のナショナルズトレーナーの方とも話をさせてもらった。
語り口、放つ雰囲気、どれもとても魅力的。
生きている感がすごい！
きっと実力のあるトレーナーはたくさんいる。
しかし彼がこの場所にいるのは、その魅力があるからだ。
そして実力も経験もどんどんつけていく。
吉田さんもオクタビオもとても魅力的だ。
グランドでいろんな人と笑顔でコミュニケーションを取っている。
おかげで一緒にいると僕達まで、脳が緑になる。
※脳が緑…とてもリラックスして楽しく幸せな状態。
もちろん、ただ魅力的というのではなく、彼らの実力も相当なもの。
リスペクトしあっているからでる雰囲気なんだろうなと想像できる。
日本以上にシビアで、競争も激しく、実力が試される世界。
甘えているだけでは、誰も相手にしてくれず、ただ朽ち果てるのみの世界。
シビアな世界を生き抜いてきたからこそ、この場所に立っているのだ。
実力が先か魅力が先が。
実力とは、勝ち抜く力、生きる力。
魅力とは、良き人や環境を引き寄せる力、それらを助ける力。
そして、それぞれの魅力は同じではない。
○タイプ…人間関係を円滑にする力
□タイプ…達成とサバイバルの力
△タイプ…夢を実現し奇跡を起こす力
どちらから、どれでも構わないのだろうが揃わないと、一流の舞台には立てないのだ。
あなたは自分の魅力から実力をつけていくのか？
それとも実力から魅力をつけていくのか？
魅力があっても実力がないと生きていけない。
実力があっても魅力がないと活かすことができない。
今日の金本監督への直言。
「あなたのように魅力と実力のある選手とチームをつくってほしい！」
今があるのは、まわりのおかげで。
それはあなたに魅力があるから。
でも僕達は、少しできると調子に乗ってしまう。
それでは魅力が薄れてしまう。
魅力→実力→魅力→実力…。
どちらから始まっても良いのだが、この連鎖でありループで人は成長し、成功していく。
その大前提は脳が緑であること。
脳が赤では、魅力がなくなってしまう。
※脳が赤…ストレスなどで、気分もまわりの雰囲気も悪い状態。
あなたの魅力を自らが承認し、魅力を発揮していこう。
そして日々、精進し、実力をアップしていきたいものである。
源泉となる、あなたの魅力はなんであろうか？
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