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ー第454球目ー
西野朗監督が7月で任期満了。
日本代表監督は他の誰かがやるようである。
野球が好きで関わってきた僕としては、いつもサッカー界の人事には驚いてしまう。
なぜにこんなにも違うのだろうか?
よくよく考えてみると。
それは文化が違うからだということに気づいた。
文化とはその社会を構成する人々によって習得・共有・伝達される行動様式である。
サッカーはサッカーの、野球には野球の文化の違いから、人事の違いもでてくるのだ。
遡れば、ヨーロッパ発祥で中南米に拡がったサッカーとアメリカからアジアに拡がった野球では、そこに住む人達の文化の違いが反映されていると言える。
もちろんサッカーでも野球でも、地域により、より細分化されていく。
大きなベースボール文化の中で、日本の野球文化があり、巨人の文化、阪神の文化などがある。
高校野球や大学野球の文化もある。
またこの文化の核をなしているのが、それぞれの文化をリードする人々の哲学にある。
哲学なきところに良き文化はない。
少々は継続されていても、それは文化と言われる前に消滅してしまう。
人は良し悪しで判断したがる。
しかし、それは結果に基づく方法論を評価しているに過ぎないのではないだろうか。
西野監督の成績で、方針の良い悪いを言っているのは、まさに木を見て森を見ずである。
日本のサッカー界を未来へつないでいくのは、日本サッカー文化の醸成である。
誰が監督でも、どんな戦術でも、結果が良ければ褒められ、悪ければ非難される。
反省に活かすのはいいが、いつもでもそんなことをしていては、いつまでたっても一流のサッカー国にはなれない。
僕は日本サッカーの文化について、認識不足なので、今がどうかは言えないが、野球界については言える。
まあ、そのあたりは、またの機会に語ることとしたい。
今日の金本監督への直言。
「金本監督の阪神文化を醸成するべし!」
星野監督は阪神に文化つくり、多くのファンが受け入れ、優勝を掴んだ。
金本監督は今は途上であるが、後退しつつあると感じる。
1年目テーマ「厳しく、明るく」
2年目テーマ「明るく、厳しく」
3年目テーマ「明るく」
「厳しさ」がなくなり、ファン目線だが同時に「明るさ」も無くなった。
金本監督が楽しくなさそうで、暗くて、怖い。
なんじゃそれ!である。
「厳しさ」は無くさなくて良い。
金本監督は□3タイプ。
勝負に誰よりもこだわり、そのために厳しく、徹底的に明るい。
それが持って生まれた金本監督の素質である。
暗く中途半端な「厳しさ」は毒であるが、明るい徹底した「厳しさ」は良薬である。
そもそもプロ野球選手は学生の体育会系理不尽を経験してきた強者達。
監督が楽しくない顔をして、選手が楽しめるわけがないのだ!
「俺は社員のため、会社のためにがんばってる!」と眉間に皺を寄せてがんばりをアピールしている中小企業の社長と同じ。
社長のおかげで会社の雰囲気は澱み、社風つまり文化が悪くなっている様と阪神タイガースはあまりかわらない。
嘘でも監督や社長は「明るく」。
本当に苦しいところをがんばっているのであれば、選手や社員には伝わるものだ。
先日も書いたが、「本音は語るな!本心を語れ!」が組織の長には絶対必要な行動である!
「あー、自分で言ってて、耳が痛い!」
あなたの本心はどんなものなのだろうか?
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