球団運営でビジョンがあるとかないとか言われる。
ビジョンって、そもそも何だろうか?
僕が思うに「将来の希望の姿」と定義する。
では「希望の姿」は何が良いのだろうか?
これにはとても個人差がある。
例えば、僕や星野監督などの○タイプは、チームに関わる人々についてイメージすることが多い。
選手、ファンなどのステークホルダーの幸せ度から「希望の姿」を決める。
長嶋監督や王監督、金本監督などの□タイプは、勝利するという成果物をイメージすることが多い。
数値など定量化されるので明確であり、優勝や観客動員数から「希望の姿」を決める。
孫会長や仰木監督などの△タイプは、夢のような可能性でワクワク感をイメージすることが多い。
心躍る感動が大切で、抽象的であり「希望の姿」がどんどん変化(成長)することが多い。
僕が球団運営をやるときは僕が○タイプなので、ステークホルダーの幸せ度を一番大切にする。
その上で、△タイプの夢と感動で大きく演出し、□タイプの具体性で現実化する。
実は、これこそ経営そのもの。
自分のビジョンを軸に、他の要素を組み合わせてシナジー効果を発揮することが肝要である。
決してバランスではない。
プライオリティが大切なのだ。
いかがであろうか?
僕はNPB12球団がどんなビジョンを掲げ、それが実行できているのか?かみ合っているのか?
そんなことも読み解きながら、来るべきときの準備と現在の経営に活用している。
あなたのビジョンはなんだろうか?
それをトッププライオリティにできているであろうか?
確認したい方はこちらから。
自分と世界を幸せにしよう。