阪神の選手会長も現役引退。
阪神生え抜きの選手がまた他一人、去っていく。
浅野忠信に風貌が似ている狩野恵輔だ。
狩野恵輔は強打の捕手として高卒入団の17年目。
下積みを続けて、矢野が引退後、ついにレギュラーの座を掴んだ。
しかし、そのシーズンオフには城島がFAでマリナーズから阪神入団。
一転、控えにまわった。
千葉マリンで僕が見た、狩野のBP(打撃練習)は凄かった。
ほとんどがスタンド入り。
こんなに遠くへ飛ばす選手が控えなんて、プロってなんてスゴイところなんだと思った。
しかし持ち前の打撃で代打で活躍するも、若返りからチャンスが少なくなり、ついに引退。
阪神や巨人は高卒の生え抜きは育ちにくい。
即戦力でドラフトやFAや外国人を使うため、使いながら育ててもらえない。
ヤクルトの青木も山田も実力者だが、やはり使われながら実力を養なっていった。
阪神も去年からの金本体制になって、やっと若手や中堅の育成重視になり、育ててもらえるようになったのだ。
しかし、今度はベテラン狩野がその煽りをくって、出番がなくなった。
皮肉な結果である。
狩野恵輔のSTRスコアは奇○1樹。
ユニークな人生運を持ち、誰からも愛される真面目なキャラである。
「奇」はスティーブ・ジョブズと同じ宿命。
阪神に残るのか、他の野球人生を送るのかわからないが、もしかすると何か想像できないカタチで第2の人生で花開くかもしれないのではと期待する。
僕と同じ○1という素質を持っている。
いつも愛され、誰かから応援してもらえるありがたい素質だ。
もしかすると僕と一緒に野球の仕事をしてたりして。
そうなると嬉しい。
狩野の第二の人生を陰ながら応援したい。
あなたのまわりにも「奇」という人生の流れを持った人はいる。
それは誰だろうか?
知りたい方はこちらから。
自分と世界を幸せにしよう。
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