ー第168球目ー 喜びと杞憂の巻

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早稲田実業高校の清宮幸太郎がプロ志望届けを提出した。

 

 

今年のドラフトの目玉。

 

 

そして我が阪神タイガースが、いの一番に指名することを宣言した。

 

 

阪神にしては良くやった。

 

昔は風呂の中で屁をこいたような、大人の余裕とすら取れる対応で「検討する」とか言ってた頃が懐かしい。

 

 

やはり阪神は良い意味で変わった。

 

金本監督とホントに強くしようと意志がフロントから感じられる。

 

とてもファンとしては喜ばしいことである。

 

 

しかし、清宮が藤浪晋太郎の二の舞いになるのではないかとも心配である。

 

何度も何度もこのブログで書いているが、金本阪神のチームカラーはド□タイプ。

 

広島東洋カープが持つ、鍛えて鍛えて鍛えすぎてケガ人が続出するチームカラーである。

 

 

このケガは身体だけではない。

 

心つまり精神がケガする恐れもあるのだ。

 

 

今年まで二軍には△タイプの掛布監督がいた。

 

厳しい人と聞いているが、それでも大人を尊重して自主性を大切にしてきた。

 

ときには叱咤激励もするが、本人にヤル気があるときだけ。

 

 

技術指導も含めて、この指導のおかげで、中谷、俊介、伊藤隼太と○タイプの選手もかなり実力がついてきた。

 

鍛えられ過ぎて、壊れそうになった□タイプも二軍でリハビリして、一軍に帰っていく。

 

もちろん自主性に任せるので、ヤル気のでない選手は、ほっておかれてダメになるリスクもあるのではあるが。

 

 

二軍こそ鍛える場所と思う□タイプの金本監督。

 

その辺の指導方法の違いで、掛布監督の契約延長がなくなったようだが、実にもったいないことであった。

 

 

清宮は左のスラッガーで○タイプ。

 

もし入団すれば、開幕から一軍で使うかもしれないが、二軍で掛布監督の指導受ける時間も多々あっただろう。

 

そのときに掛布監督がいないのは、実に残念である。

 

きっと遠くに飛ばし、そして率の稼げる打撃をつくるのに掛布監督の指導法は清宮にはとてもプラスになったはずである。

 

 

○タイプの選手は、ダメで苦しときほど、甘やかす必要はないが優しく愛を持ちながら厳しく接して欲しい。

 

しかし□タイプの愛情としては、ダメで苦しいときほど、期待して厳しく接する傾向がある。

 

 

今、藤浪を見て、自分次第とか甘えてるとか言う人がいるが、それはぜんぜん○タイプの心理を理解していない。

 

僕が、日頃に実社会でも□タイプが間違った愛情を注いで○タイプが潰れているの何人も見ている。

 

清宮は実力があるから、金本監督に厳しく育てられるだろう。

 

だから心配である。

 

 

二軍監督に○タイプの矢野燿大コーチが就任してくれればいいが、□タイプの監督であったり、金本監督を気にし過ぎる監督だったら、清宮も藤浪の二の舞いになる恐れがあることを心配してしまう。

 

 

これが杞憂になれば、こんなにありがたいことはない。

 

あなたのまわりに○タイプや□タイプの人間関係で、誤解からうまくいっていない人達はいないかな?

 

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