プロ野球選手の評価はお金である。
だから年俸の高い選手が素晴らしいのである。
しかし、人の動機となると話は別。
かならずや年俸や待遇でFAの行き先が決まるわけではない。
例えば、2015年末に西武から巨人にFAで戻ってきた脇谷亮太くん。
彼はその年、西武でレギュラーの座を勝ち取っていた。
しかし、そんな中わざわざ層の厚い巨人に帰ってきたのだ。
脇谷くんと2016年の年明けに食事をする機会があったので、ぶっちゃけで理由を聴いた。
すると脇谷くんは「由伸さんを胴上げしたかったので。」
僕は「まぢか!」と言った。
脇谷くんは○タイプ。
レギュラー取れた西武にいるより、わざわざ由伸新監督のために巨人に戻ることを選択したのだ。
そして、もともと西武に行く原因となった片岡にも「気にしなくていい、一緒にがんばって、由伸さんを胴上げしよう。」と声をかけている。
ええ話や!
僕も○タイプなので、ものすごく気持ちが解かる!
プロはお金なのだが、この人のためにも働きたいという動機が特に強い○タイプ。
こんな浪花節が好きである。
ななかな人材難で、採用や離職率が高く、困っている企業は多い。
企業や上司への忠誠心(ロイヤリティ)は賃金などの衛生面ばかりではないのである。
STRで傾向が解かると、このあたりの対策を打ちやすくなるのだ。
もちろん高橋由伸監督のように、それを○に言わしめる上司たる人格は必要なのだが。
あなたの周りに脇谷くんのような人はいるかな?
知りたい人はこちらから。
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