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ー第６５４球目ー
読売ジャイアンツ丸佳浩の自主トレをテレビで観ていた。
その番組では亀梨和也が取材をしていた。
ある新聞で、丸は小笠原道大（△４タイプ）のように黙々と一人で独特の練習をしているとあった。
丸（○１タイプ）は、本当にそんなキャラなんだろうか？
疑問があったのだが、テレビで亀梨と一緒に練習し、自分の練習方法を一緒に親切丁寧に教えている丸を見て違和感はなくなった。
やはり丸は○１タイプである。
確かに独特の練習を一人で黙々とやっているのは△４の職人気質っぽいが、本当に△４なら、取材はさせても、あんなに○１っぽい対応は取らない。
やはり表っ面の現象面だけでは、本質はわからないものである。
ところで丸の独特の練習法である８つのティーバッティングなのだが、それは打撃の準備であった。
その準備については、人それぞれの動機があるので、ここに書いてみることにする。
丸のような○タイプは、ひとつひとつのことを必ず全部やりたいので、省くことができず準備の時間が長くかかる傾向がある。
これが□タイプの坂本勇人だと、準備をやりながら効果的なものだけ残して、必要であればまた足していくので時間は効率的に使う。
△タイプの横浜DeNAベイスターズ筒香嘉智だと準備のルーティーンはあるものの気分で柔軟に変化をつけることをする。
よく見ないと準備のルーティーンとしか見えないが、内容と動機はぜんぜん違うのである。
阪神タイガースへの今日の直言。
「カタチも大事だが、動機を大切にする今のカタチを大切に。」
仕事なるもの、特にプロと言われる人の仕事ともなれば、準備はとても大切である。
その準備の準備である動機をしっかり意識しないと本物の準備とはならない。
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