組織 過去と未来を紡ぐ者

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ー第505球目ー 

 

今夜は、「なんちゃってオールスターゲーム」。

 

自分がプレーするリーグで、夏に行われるイベントだ。

 

 

リーグ発足当初から余興的に開催していたのだが、3年10ヶ月前に「ぷうさん」が急逝してからは「ぷうさん」を偲ぶイベント的に開催しているようにも思えている。

 

 

「ぷうさん」は、リーグ発足に尽力した創設メンバーのひとり。

 

コラムニスト綱島理友さんのもとに集まった超野球オタク集団がプレーする綱島ボブルヘッズの代表であった。

 

そんなことから、自分が持っている自慢のユニフォームを各々が来てプレーして遊ぶというコンセプトで始まったイベントである。

 

もちろん僕も息子達も自慢のユニフォームを着て、プレーした。

 

しかし、最近入ってプレーを始めた選手は、あまりその意識がないため、気ままなカッコでプレーしていた。

 

完全に僕らの伝達不足であった。

 

歴史と文化は、語り継がれて伝統となる。

 

 

もう10年以上続いているが、当たり前が当たり前ではなくなってきた気がした。

 

どういう動機で綱島ボブルヘッズが始まり、そしてリーグが始まり、今も続いているのか?

 

そして未来をどう描いているのか?

 

 

これが薄れてしまうと、他の草野球リーグのように、廃れて消えてしまうのだろうなという危機感を感じた夜だった。

 

 

ただ、その時が楽しければよい。

 

それも大切なのだが、始め、続け、未来へ繋ぐためには、運営者たちが歴史と文化を語り続けなければならない。

 

○タイプ…過去を現在につなげる

 

□タイプ…現在を懸命に行動する

 

△タイプ…未来を創造する

 

 

綱島理友さんから始まった、こだわりの野球オタクたちの歴史と文化を、責任も持って語り続けていきたいと思う。

 

それが「ぷうさん」との約束でもあると、僕なりに思っている。

 

今日の金本監督への直言。

 

「阪神タイガースの歴史。それを紡ぐ金本監督に期待している。」

 

今を一生懸命に生き、働く者をマネジメントするあなたは、何かをつなげていく義務がある。

 

もし、あなたまで、今だけに一生懸命なら、リーダーとしては足りないのではないだろうか?

 

自分への戒めとして。

 

あなたはどのように歴史と文化を紡いていくのだろうか?

 

あなたの価値観でそれを表現してけば良い。

 

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