ワールドシリーズ第3戦2回裏。
ダルビッシュ有(ドジャース)から見事な先制ホームランを放ったユリエスキ・グリエル(アストロズ)。
グリエルはベンチに帰ると、自分の目尻を引っ張るというアジア人対する差別的行為をした。
これが残念にもテレビで大々的に映し出されてしまったのだ。
グリエルは、悪意はなかったと説明したものの、MLBは差別行為にとても厳しい。
たぶん出場停止などの処分が下るだろうとの予想だ。
一方、ここでダルビッシュは見事なコメントを出した。
「客観的に見ると、絶対にアジアの人だけじゃなくて、いろんな人種の人たちを区別するようなことをするっていうのは、もちろん良くないことだとい思いますし、ああいうことをパブリックのところでしてしまっている以上はちゃんとMLBとかも、それなりの処置をしないといけないとは思います。
けれども、完全な人はいないので、彼もそうでしょうし、自分もそうでしょうし、ここにいる人たちもそうでしょうから、それも彼の中でも一つのミスであって、これによってまたいろいろな人が学べると思うので、人類として――本当に大きなことになるけど、人類としてまた一つ学んで、前に行くステップにできれば、ただのミスで終わらないんじゃないかなと思います。」
ダルビッシュのSTRスコアは、我○4海タイプ。
彼の素質こうである。
自分のペースで生き、人に心配りができ、思いやりがある。
でいて冷静で懐が深い。
そして運気(バイオリズム)も安定している時期であった。
ダルビッシュは、グリエルという人間を否定せず、責めなかった。
しかしグリエルがやったことは、明らかなる間違いであると言った。
その上で、日本人特有の中途半端な寛容さから許すのではなく、処分を求めた。
「罪を憎んで、人を憎まず」である。
実に見事であった。
ダルビッシュ有は、○らしくとても仲間思いで、ツイッターなどで、昔の仲間の気持ちを擁護する発言などをしていたが、確かに誰か個人を攻撃することなく、事の良し悪しについて述べていた。
僕は、ダルビッシュを尊敬する。
52歳の僕だが、まだまだだなあと反省した。
ダルビッシュは31歳。
21歳下の人間に学ばせてもらうことは多い。
ダルビッシュは、プロアスリートとしても一流だが、人間としても一流だと思う。
あなたのまわりにも見本となる人はいるだろう。
その人は何タイプなのだろうか?
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