ー第417球目ー 理と感ほど情はさっぱりしていない!の巻

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鳥谷敬の連続出場記録が終わった夜。

 

 

僕は甲子園球場にいた。

 

 

※歴代2位の1939試合である。

 

 

ライトスタンドでゲームセットの瞬間。

 

周りの人々は、ゲームに負けたことより、「鳥谷終わったね…。」と口々につぶやいた。

 

僕には、なんとも言えない空気感があった。

 

 

チーム事情や鳥谷自身の調子も含めて、いつ途切れるかは、みんな解っていたし、覚悟もしていた。

 

 

□タイプは理。

 

こんな日のために、□タイプの金本知憲監督は鳥谷と話を済ませていたので、ある意味予定通り。

 

 

□タイプのファンも残念と思うが「仕方ないよね」と思う。

 

 

○タイプは情。

 

解っていても、もう少し出して上げる工夫はできなかったのか?

 

○タイプのファンは、勝負の世界にも、過去から尊敬の念を込め、情けを持ち込んでしまう。

 

下手すると「気のきかんヤツらだ」とおかんむりの人もいるかもしれない。

 

実際、怒ってはいないが、僕もこう思った。

 

今日は出せるチャンスが2回合ったのに出さなかった。

 

「やっぱりやらんのか!」「情のない人たちだ…」と。

 

 

△タイプは感。

 

当の鳥谷もついに来る日が来たかと、しみじみ感はあるだろう。

 

しかし、それも今夜まで。

 

明日からまた新たにスタートを続ける切り替えの早さを持っている。

 

そして、また明日からは、新しいワクワクにチャレンジするのである。

 

 

いかがであろうか?

 

□タイプは薄情でもないし、○タイプは執念深くもない。

 

△タイプはわけわからんわけでもない。

 

 

しかし、違うタイプから見ればそう映ったりもする。

 

たいていコミュニケーションでうまくいかないのは、こういうところからである。

 

 

今回の鳥谷敬連続出場が途切れた夜を、阪神ファンや野球ファンの方はどう感じただろうか?

 

そして日常はどんなことが起こっているのだろうか?

 

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