プロ野球は4月から11月にかけて、日本一をかけて争う球技である。
日本一になるチームは1チーム。
セントラルとパシフィックの各リーグで優勝できるのは1チームだ。
まんべんなく平均的なら6年に一度の優勝と12年に一度日本一になる計算だが、そうはいかない。
では、そんなに優勝を楽しめないのに、どうしてプロ野球ファンは、こんなに大勢いるのだろうか?
そして、それは何を楽しんでいるのであろうか?
プロ野球選手のプレーを観て、感動して、ああなりたいと憧れたり、楽しむのもその大きな理由のひとつである。
しかし、テレビで観れない試合も多いし、ましてや地元にチームがない人々もたくさんいる。
インターネットの速報や夜のスポーツニュースのみで、チームを贔屓にできるのはどうしてであろうか?
いろいろと考察するのは楽しい。
僕は近い将来、NPBのオーナーになる立場だから、もはや趣味だけではない!(断言!)
なので、その考察を少しばかり披露してみよう。
大きく分けて3タイプで、ファンがチームを贔屓にする理由がわかる。
○タイプ…藤浪晋太郎、福留孝介、西岡剛など
身内意識が特に強い。
これは地元のチームであったり、出身地や出身校、知り合いに縁とゆかりがあったりというものだ。
僕は○タイプなので、これにあたる。
親父の影響と関西地方のチーム。
あと巨人などに知り合いがいたりするので、そのチームはつい身贔屓になったりする。
□タイプ…金本知憲、高山俊、秋山拓巳など
強いチーム、実力のある選手を特に好む。
結果や数字を残すチームと選手を応援する。
巨人やソフトバンクのような強大で屈強なチーム、大谷やイチローなど圧倒的に実力がある選手が好き。
しかし低迷期には厳しく、ファンをやめることもままある。
△タイプ…掛布雅之、鳥谷敬、糸原健斗など
スーパースターや華のある選手が好き。
球界の盟主であったり、チームもゴージャス&メジャーを好む。
興味の移り変わりが激しく、いろんなチームも並行して応援できる。
節操がなさそうに見えるが、そこは感性の響くままなので、本人に理由を聞いてもわからない。
いかがであろうか?
人の心はそれぞれである。
色んなタイプの人がいて、それにあったラインアップをニーズ別に用意することが、ファンに応援してもらうためには必要なのである。
これはビジネスでも同じことだ。
あなたはどんな風にあなたのファン心理を理解したり、マーケティングに役立てているのかな?
あなたやあなたのまわりの人の傾向を知りたい方はこちらから。
自分と世界を幸せにしよう。