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上海２日目。
相変わらずグレートファイアウォールのおかげで、VPNなしではfacebookを閲覧することもできない面倒くさい環境に懐かしさを感じる。
上海に来ると気づく。
日本の「ありがたみ」と「おもしろみのなさ」である。
これは外国に来ないと僕は知ることができなかった。
物事には陰陽がある。
ひとつの出来事にも、表から見るのと裏から見るのとでは見え方が違う。
しかし事実は変わらない。
僕もついつい自分の視点からしか見れないときがある。
こういうときは視野が狭くなり違う意見を非難してしまい短絡的な判断になりがちだ。
こうやって上海のような環境や価値観の違いを感じれる場所に来ると、視点を変えられて、とても良い考え方や行動に移せることができる。
あなたは普段から物事の陰陽を意識してみれているだろうか？
陰陽と言えば、星野仙一監督（○１タイプ）と落合博満監督（△４タイプ）のコントラストや長嶋茂雄監督（□３タイプ）と野村克也監督（□１タイプ）のコントラストがよく引き合いに出される。
星野監督は「強い」より「おもしろい」だからファンに人気がある。
落合監督は「強い」が「おもしろくない」なのでファンの人気がなくなる。
長嶋監督は「陽気」で「みんなから人気がある」けどそんなにチームは優勝していない。
野村監督は「陰気」で「一般受けせず玄人好み」がゆえにチームは何度も優勝する。
ここで大事なことは、どの監督が正しいかではない。
まず一番に、どちらが自分にフィットするのかで判断することだ。
そして次に、対になる逆を参考にすることである。
経営やビジネスにおいても同じである。
どちらが正しいと考えるのは愚策だ。
どちかのみを選択するのも良い策とは言えない。
好みによる優先順位をつけ、陰と陽をうまく組み合わせるのが上策である。
あなたにとって陰陽のプライオリティはどんなものであろうか？
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自分と世界を幸せにしよう。
