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ー第５７２球目ー
村田修一が読売ジャイアンツファーム打撃コーチとして復活した。
去年のオフ、突然の自由契約となった。
独立リーグ栃木ゴールデンブレーブスでプレーしながら待つも、NPBからの再オファーがなく、今年現役引退した。
ちょっぴりだが、水面下で関わらせてもらった僕としても、この人財が埋もれてしまうのは、誠におしいと思っていたところの朗報である。
村田のSTRスコアは奇△４花タイプ。
少しドラマチックな人生を歩む孤高の職人である。
一方、可愛げがあり、周りの人との繋がりを大事にする存在だ。
周囲から誤解を受けやすかったかもしれない村田であるが、日々つきあいのある人々からは、「男村田」と慕われ、その人柄に一目置かれていた。
読売ジャイアンツの素晴らしいところは、この人財をちゃんと復帰させるところだ。
ドラフトでの採用にしても、変な辞め方をさせて再雇用するにしても、人を見抜くことができる人がそこにいる。
そこが素晴らしいと思う。
組織というのは、いろんな意思決定がある。
陰の部分もあれば、陽の部分がある。
ミスもあってしかるべき。
しかしフォローできるかどうかが大切だ。
小さい企業も大企業も、やはり根幹は人。
人を見る力がある企業が素晴らしい企業である。
阪神タイガースへの今日の直言。
「阪神球団は、伝統的に人がごちゃつく組織に見受けられるが、ミスはフォローできれば良い。矢野政権では、それをぜひ活かしてほしい。藤浪も然りである。」
ミスは活かすためにある。
ミスをしない組織は、何もしていない組織。
そんな組織に魅力はない。
どんどん挑戦し続けていきたい。
あなたは挑戦できるタイプであろうか？
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