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ー第５５７球目ー
夜にNHK大河ドラマ「西郷どん」を観ていたら、モニターに「菅野ノーヒットノーラン」のテロップ速報が入った。
菅野、「すげー！」
なんだけど、ちょうど感動する良い場面。
「今、テロップ入れなくてもええやろ！」
と思った「西郷どん」ファンは少なくなかったのではないか。
気が利かないNHKであった。
さて、その快挙を成し遂げた菅野智之のSTRスコアは、○２樹タイプ。
○２タイプは、一見おっとりしていて、穏やかだが、実績重視の影の実力者。
最初から華々しい人は少ないが、あとあと実力を出して、組織の要職についたり、組織として後ろ盾となる人も良くて、かつ凄い人だったりする。
時代劇でイメージすれば、水戸黄門である。
日本人受けするカッコよさの一つかもしれない。
西郷どんも、たぶん○２タイプ。
控えめだったが、きっちり実力を蓄え、最後は日本を動かした。
動き出すと、もう人の言うことはきかず、とことん行動する。
でもトップというよりは、トップを後見する会長タイプであった。
阪神タイガースの監督候補の矢野燿大も○２タイプだ。
もしかすると、監督というよりも、ヘッドコーチとして、掛布雅之監督をサポートするように見せて、ベンチでは実権を奮うというのもアリかもしれない。
今日の阪神タイガースへの直言。
「○２タイプの矢野は、筋を重んじ、自らが立つタイプではない。少々時間をかけて筋が通るお膳立てをしてあげることが大切である。しくじると監督は受けないから気をつけて。」
僕らの周りにも、頼りになる○２タイプがいるだろう。
本当に組織にとって、力強い存在である。
たた普段は前半40分までの水戸黄門のようにとぼけているので、見出して、出番をつくり、重用することが大切である。
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