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ー第５９９球目ー
ストーブリーグ真っ只中。
FA交渉が活発化している。
オリックスバファローズ西勇輝に対して、阪神タイガースが福岡ソフトバンクホークスに条件面で劣るものの誠意を持って交渉したとのこと。
で、西がこれに悩んでいる。
これは阪神にとって朗報であるとスポーツ紙が報じていた。
阪神ファンにとって期待させることが目的の記事だろうが、実際のところはどうなのか？
西のSTRスコアは、交□4地タイプ。
人当たりはいいが、実は用心深い。
そして長期的に物事を考え、きっちり計算するタイプである。
彼は□４タイプのプロフェッショナル。
つまり報酬であり、長期的な収入の計算が立つことが、まさに誠意なのである。
つまり悩んでいるとは、阪神とソフトバンクでどちらが長く現役でやれるか？
そして引退した後に、どちらが後々において仕事的に有利なのかである。
この辺りをじっくりと計算しているのだろうと想像する。
ただ、今年は費の年。
計算の間違いをしてしまいがちなとき。
西も慎重に計算をしなければならない。
もし計算間違いしたら、阪神に来るかもしれない。
スポーツ紙が書くような人情的な誠意は、西には通用しない。
阪神タイガースへの今日の直言。
「甲子園が投手に有利なことをアピールするのも良いが、選手としての報酬や引退してからの仕事のことなど、ロングライフで提案すれば西は阪神タイガース入団を考えるだろう。」
人への誠意は、間違えると茶番であったり、下手すると怒らせることもある。
自分を基準にしてばかりだと、事故は起こってしまうのだ。
誠意ほど裏目に出ると怖いことはない。
人のそれぞれの価値観を抑えておけば、誠意に対して間違いは少なくなる。
それぞれの誠意の受け取り方は価値観の違いである。
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